チーム代表者

吉川 博永 | Hirohisa Yoshikawa
出身地 :高槻市
生年月日 :1979年6月13日
身長 :183cm
資格 :日本スポーツ協会公認バレーボール指導員
所属 :高槻市バレーボール連盟
【バレーボールの魅力】
スポーツの中で球技と言えば、バレーボールをはじめ、野球、サッカー、バスケットボール、テニス、卓球(?)、ラグビー(?)と沢山あり、どれも楽しく・難しいスポーツです。しかし、これらの種目の中で一番の違いで、私が一番難しいと感じたのは、審判のプレー開始の合図から得点が入るまでの間にボールを床に落としてはいけない(着いてはいけない)というところです。まさに、言葉のとおりバレー・volley(球が地につかないうちに打返す)です。
個人種目であれば、全て個人の責任ですが、団体競技となると個人の力だけでは、勝つことができません。これも団体競技の難しさです。
選手の性格の違い、考え方の違いで、選手同士の衝突もあります。しかし、その中で一致団結できた時にはじめて「勝つ」ことができるのです。
個人種目でも勝てば嬉しいものですが、団体競技では選手の数だけ喜びが多いということです。
そこが、私にとってのバレーボールの魅力です。
【大切な言葉の意味】
どの種目であっても団体競技においてよく言われることは、「チームのため」、「相手への思いやり、」、「次に人のためにプレーをする」などの言葉です。
バレーボールは、相手からのボールをレシーブ→トス→アタックで相手コートにボールを返球します。ここで大事なのが先程の言葉です。しかし、高槻クラブに来る中学生、高校生達にも感じることですが、リベロならリベロ、セッターならセッターとそのポジションしか練習していない選手が多くいます。しかし、そのポジションだけの練習だけでは本当の言葉の意味を理解することはできません。
例えば、リベロが良いレシーブだと自分で思ってもそれは良いレシーブではありません。ただの自己満足です。セッターがトスをあげやすいレシーブが良いレシーブなのです。チームの戦術にそって、早く低い返球なのか、ゆっくりと高い返球なのか、次にプレーするセッターがトスしやすい位置なのか、ボールの質(回転が有るのか無いのかなど)はどうかが重要なのです。リベロはセッターの練習をしてどういったボールがトスしやすいのかを知る必要があります。また、セッターも同じでアタッカーが打ちやすいトスこそが良いトスなのです。セッターもまたアタックの練習をしてアタッカーの気持ちを知ることが重要なのです。
これは試合中の相手チームに対しても言えることです。相手がどういった攻撃をしようとしているのか、どのように守備をしようとしているのかを理解することが重要なのです。
この大切な言葉の意味を理解しているチームは、まとまりがあり強いチームです。選手個人を見ていても、行動は素早く、元気があり、相手が何を言おうとしているのか、何をしようとしているのかを考え素早く察知します。
どの競技においても必ず大切な言葉があるはずです。これからスポーツをはじめようとしている人、すでにスポーツをしている人、大切な言葉の本当の意味を考えて取り組んでみましょう。きっと、選手として人として大きく成長できるはずです。